【人事評価シリーズ③】中小企業でもできる!納得感のある賃金制度の作り方 3つのポイント

貴社の賃金制度は従業員にとって納得感のあるものとなっているでしょうか?
賃金は従業員のモチベーションや定着率に直結しますが、不透明な基準や不公平な運用が原因で不満を生むことも少なくありません。
特に中小企業では、リソースの限界や運用負荷がネックとなり、実現が難しいと感じることもあるでしょう。
そこで今回は、コンプライアンスを意識しつつ、現場の負担を軽減する「納得感のある賃金制度の作り方 3つのポイント」を解説します。

 
全5回にわたって、評価・賃金制度の秘訣についてお伝えします。

⏹⏹⏹⏹社労士直伝!現場目線で成功する評価・賃金制度の秘訣⏹⏹⏹⏹

①人事評価・賃金制度見直しの3ステップ  
②人事評価制度が機能する企業の5つの共通点 
③中小企業でもできる!納得感のある賃金制度の作り方 3つのポイント ←今回の内容はこちら
④見直しを始める前に知っておきたい!評価制度・賃金制度改革の落とし穴5選
⑤まずはここから!人事評価・賃金制度を成功させるための実践ガイド
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役割と報酬を明確に紐づける

給与に納得感を持たせるためには、従業員の役割や責任に応じた明確な基準が必要です。

具体例:従業員が自身の貢献度と給与の関係を理解できる仕組みを作る。

方法:職種や役職ごとの責任範囲を明確化し、その責任に応じた給与テーブルを作成する。


 

透明性の確保

従業員が「なぜこの給与額なのか」を理解できるようにすることが、納得感の鍵となります。

具体例:昇給基準や評価基準を全社で共有し、誰にとっても見える仕組みを作る。

実務例:評価結果に基づく昇給シミュレーションを取り入れ、透明性を高めるとともに昇給プロセスの効率化を図る。


 

柔軟性のある設計

企業の成長や市場環境の変化に合わせ、給与制度を柔軟に変更できる仕組みを取り入れましょう。

具体例:成果主義を一部導入し、固定給と変動給を組み合わせた「バンド制」や「ポイント制」を活用する。

メリット:従業員の貢献に応じた柔軟な報酬体系を可能にし、制度の運用負荷を軽減。


 

当社のサポート

当社では、中小企業でも導入しやすい「納得感のある賃金制度」を実現するためのサポートを提供しています。

 

✓業界水準との比較診断
✓役割基準に基づく給与テーブルの作成
✓従業員説明会の支援や運用サポート
✓必要に応じた微調整のアドバイス


 

お気軽に無料相談をご利用ください!
お問い合わせ先https://kazeyomi.or.jp/hreval/


 
次回は、「評価制度・賃金制度改革の落とし穴5選」をお届けします。
導入の際に注意すべきポイントを徹底解説しますので、ぜひご期待ください!