【人事評価シリーズ④】見直しを始める前に知っておきたい!評価制度・賃金制度改革の落とし穴5選
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人事評価制度や賃金制度を見直す際、多くの企業が陥りがちな失敗があります。こうした落とし穴を事前に把握しておくことで、現場の混乱を防ぎ、スムーズな改革を実現できます。
今回は、コンプライアンスを守りつつ現場に寄り添った運用を可能にするための「5つの落とし穴」とその回避策をご紹介します。
全5回にわたって、評価・賃金制度の秘訣についてお伝えします。
⏹⏹⏹⏹社労士直伝!現場目線で成功する評価・賃金制度の秘訣⏹⏹⏹⏹
①人事評価・賃金制度見直しの3ステップ
②人事評価制度が機能する企業の5つの共通点
③中小企業でもできる!納得感のある賃金制度の作り方 3つのポイント
④見直しを始める前に知っておきたい!評価制度・賃金制度改革の落とし穴5選←今回の内容はこちら
⑤まずはここから!人事評価・賃金制度を成功させるための実践ガイド
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トップダウンのみで進める
課題:現場の声を反映しないまま制度を変更すると、導入後に反発を招きます。
回避策:初期段階から従業員の代表や管理職を巻き込み、現場の意見を制度に反映する必要があります。
評価項目が多すぎる
課題:評価項目が多いと運用が煩雑になり、現場が疲弊します。
回避策:最大10項目以内に絞り、重要な指標に集中することで負担を軽減できます。
賃金制度の公平性不足
課題:公平性に欠ける制度では、従業員間で不満が高まります。
回避策:市場水準や役割基準に基づいた明確な給与テーブルを設定しましょう。
外部環境を無視した設計
課題:同業他社と比較して競争力のない制度では、優秀な人材を失うリスクがあります。
回避策:外部データを活用したベンチマーク分析の実施が効果的です。
運用後のフォロー不足
課題:導入後のフォローがないと、問題点が放置されて制度が形骸化します。
回避策:定期的なレビューやフィードバックを制度化し、改善の仕組みを構築することが重要です。
当社のサポート
当社は、こうした落とし穴を事前に防ぐため、設計から導入、運用後のフォローアップまで一貫したサポートを提供します。特に、コンプライアンスを意識した制度改革と、現場がスムーズに運用できる仕組みづくりを重視していますので、お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせ先→https://kazeyomi.or.jp/hreval/
次回は、シリーズ最終回として「まずはここから!評価・賃金制度を成功させるための実践ガイド」をお届けします。ぜひご期待ください!